俳句(mixiより転載)
昨日は、日蝕を渋谷ハチ公前で観た。
次会のムジカマジカライヴの打ち合わせだ。
みんな、上を向いているので最初、なんだか分からなかった。
テレビカメラも集まって、よっぽどの有名人がビルのどこかにいるのだろう、
と思っていたけど。
はじめて観る日蝕。ときどき、雲に隠れていたりしたけど
見事だった。
不吉な予感も胸中をよぎった。
それほど迫力があった。
不二家レストランでライヴの打ち合わせをした。
それについては、また告知します。
九月の曼荼羅ライヴになりそうです。
* * *
近々、角川春樹さんに会いにゆく。
彼は句会を文京シビックセンターで毎月行っているので
久々に顔を出すことにした。
ついでに、
太宰治詩集を出してくれるかと
打診してみるつもり
角川さんの事務所から句誌「河」が
今朝、送られてきた。
昔は、角川春樹の選で「ランティエ」という雑誌に
自分の句が載って、しかも、事務所から
「男たちの大和」のDVDが送られてきたのには
驚いた。
やることがいちいち豪華やね。
その頃、私はDVD持ってなかったので
本棚の中に突っ込んでおくしかなかった。
私の師匠福島泰樹先生は
さいきん、角川さんとも仲良い。
思想的には自分はあまり受け付けないが
すばらしい俳人には違いないので
また「河」の句会に行こうと決心した。
よく知っている俳句仲間も多いし。
作家森村誠一も参加していたりする。
彼の作品「人間の証明」は
私のもっとも影響の受けた映画の一つ。
角川映画の黄金期を築いた名作。
──すべては夏の夜の夢と帰すべし。
旅は、それからだ。
以下、「河」を読みながらの今日の収穫抜粋。
* * *
夏蝶を飛ばした天も忘れけり
眠らんとすれども蛍また蛍
忘却の草萌ゆるまで父母(しい)弑す
もうなにもすることがない蛇苺
日蝕を眼(まなこ)に収め消ゆるなり
膝小僧かかへて炎昼配しけり
生活を憎めば星に愛さるる
日蝕よ眼鎮めよ眠らせよ
日蝕の黒に群衆囚わるる
にんげんに手と足あってこの鶏頭
ザンバラの残花ねずみを侍(はべ)らせて
コーラ飲む老いの指先湿らせて
片隅で廻る地球儀八月来
西陽ただ朽ちゐるままに晒す胸
晩夏まだ遠くに俺の生き損い
方蔭にわれ半獣神となりにけり
夕虹の物語めく都心かな
雷(らい)来(きた)るわれ冤罪のことなれど
炎帝に愛され今日の影伸ばす
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